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コンセプト

〈石への思い〉

 
特別な、わたしだけの宝物。
自分だけのお守り。
わたしにとって純粋にそう思えるのが、「石」だったんだと思います。
 
石のお仕事を始める前はグラフィックのデザインをしていたのですが、お給料を握りしめてはジュエリーショップに通い、アンティークやデザイナージュエリーの一点ものを好んで身につけるのが楽しみでした。
 
それだけで飽き足らず、彫金教室に通ってみたり、銀座の高級ジュエリー店に自分で描いたデザイン画を持ち込んでオーダーしてみたり…そんなふうに自然と、気がついたら深く追い求めているのがジュエリーの世界でした。
 
ただ美しければ良いわけではなく、「石」という素材へのこだわりが生まれたのも、自分だけの宝物を追い求める中では、ごく自然な流れでした。
 
ジュエリー以外にも収集癖に近い性質は持っていたのですが、ある時、服や靴などの身につけるもの、大事に思っていたコレクションなどを大量に片付けたことがありました。
 
その時なぜか「石」だけは、手放すという選択肢がまったく浮かばなかった。
わたしにとって、どれだけ自分が変わっても価値が変わらないもの、それが「石」なのだと、わたしの中で強く印象に刻まれた出来事でした。
 
この感覚はもちろん個人的なもので…誰にとってもそうであるとは言えないのですが、自分自身の価値観の変化を「石」がものともしなかったのは、おそらく、わたしたち人間が過ごしている時間とは遥かにスケールの違う「時間」を超える魅力を「石」が持っているからではないかと思います。

ギャラリーこみち

名古屋市昭和区阿由知通、昭和の雰囲気を残した「小道」に佇む小さな真っ白のギャラリー。

「コミチの石」常設展示を始め、写真や絵画、他ブランドの石やジュエリーの展示、イベントなどを通じて「時を経て静かに輝き続けるもの」に光を当て出会いを繋ぐ。

 

〈創り手として〉

特別な、わたしだけの宝物。
自分だけのお守り。
わたしにとって純粋にそう思えるのが、「石」だったんだと思います。
石のお仕事を始める前はグラフィックのデザインをしていたのですが、お給料を握りしめてはジュエリーショップに通い、アンティークやデザイナージュエリーの一点ものを好んで身につけるのが楽しみでした。
 
それだけで飽き足らず、彫金教室に通ってみたり、銀座の高級ジュエリー店に自分で描いたデザイン画を持ち込んでオーダーしてみたり…そんなふうに自然と、気がついたら深く追い求めているのがジュエリーの世界でした。
ただ美しければ良いわけではなく、「石」という素材へのこだわりが生まれたのも、自分だけの宝物を追い求める中では、ごく自然な流れでした。
 
ジュエリー以外にも収集癖に近い性質は持っていたのですが、ある時、服や靴などの身につけるもの、大事に思っていたコレクションなどを大量に片付けたことがありました。